1. 交通事故発生時
けがをしてしまった場合は,まず119番。
警察に110番通報。
相手方の連絡先(住所,氏名,電話番号)は聞いておく。
事故発生時はやることがたくさん。
また,事故後,できるだけ早くご自身の保険会社や弁護士に連絡を取ることが得策です。
弁護士特約(弁護士に相談や交渉等の依頼をする場合の費用を保険会社が負担してくれる内容の特約)の利用ができるかもしれません。
2. 通院中
治療費は,相手方の保険会社から,医療機関へ直接支払いをしてもらえます。まだ治療中なのに,保険会社から,治癒したろうから今後の支払いはしないという通告を受けた場合,どうすれば良いのでしょうか。
3. 後遺症認定
治療が一通り終わったにもかかわらず,完治しないような場合,後遺症として認定されるケースがあります。後遺症認定がなされれば,慰謝料の金額などに大きな差をもたらします。
4 損害賠償請求
交通事故でけがをしてしまった場合は人損事故として,治療費,通院交通費,休業損害,慰謝料等が請求できます。幸い怪我がなかったけれども,自動車に傷が付いてしまった場合,物損事故として,修理費用や代車代の請求ができます。
保険会社から,賠償額の提示があった場合,すぐに書面にサインをしてしまわないで,それが適正額なのかを確認しましょう。サイン前であれば,間に合います。
③過失相殺って?
自動車対自動車の事故の場合,その態様よって,どちらがどれだけ過失があるかが決まってきます。